「HTC Touch Pro」ベースの端末で、EV-DO Rev.Aに対応し、2.8インチのVGAタッチパネルを搭載するスマートフォン。
KDDIとしては初の本格的なスマートフォンとなり、発売は2009年春で価格はまだ未定。
でも、残念なことにこの「E30HT」は法人向けに提供予定だそうです。
個人だと契約できないってことですが、au初のスマートフォンだけに話題がある一方、個人は購入できないから残念です。
HTC製Touch Proがベースの「E30HT」。
ボディカラーはソフィスティケイテッドブラック
E30HTは、「HTC Touch Pro」がベースのQWERTYキー搭載端末で、イー・モバイルから登場予定の「HTC Touch Diamond」とは兄弟機に当たる。
ディスプレイは2.8インチのVGA(480×640ピクセル)表示に対応し、タッチパネルを備える。
テンキーはなく、スライド式の5列QWERTYキーボードを採用。
通信方式はCDMA2000 1x EV-DO Rev.Aに対応しており、下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsでの通信可能。
グローバルパスポートCDMAにも対応しており、音声およびデータの国際ローミングも利用可能。
主な搭載ソフトウェアでは、OfficeMobile、Outlook Mobile、ActiveSync、Internet Explorer Mobile、Opera Mobile、TouchFL、ドキュメントビューアーPDF、ZIP、10キー入力アプリなど充実したソフトウェアを搭載する。
この「E30HT」はHTCが欧州で発売した「HTC Touch Pro」に似ており、KDDI向けにカスタマイズされている可能性があるとのこと。
auもスマートフォンが販売されることから、全てのキャリアがスマートフォンを販売することになり、将来的にスマートフォンが占める割合も増えてくるだろう。
ケータイ販売が飽和状態となっている今、全てのキャリアが狙っているのは法人です。
法人契約をとるにあたりスマートフォンというビジネスフォンは一つの武器になるんでしょうね。
ソフトバンクでもHTC製を販売しており、今まででX01HT、X02HT、X03HTの3機種を販売している。
ちなみに私はソフトバンクユーザーでX02HTを愛用してます。
ソフトバンクでもHTC製の新商品を期待する。
HTCとは?
HTC(High Tech Computer)とは台湾の桃園に本社を持つスマートフォン・PDAメーカー。
日本法人はHTC Nippon株式会社。
HTCは1997年に台湾法人設立以来、PalmのPDA製造受注によって急速に発展。
携帯電話市場で最も成長している会社の一つであり、Windows MobileやAndroidを搭載したPDAやスマートフォンを世界中で発売している。
日本法人も2006年に設立され、現在ではNTTドコモとソフトバンクモバイル、 イー・モバイルにPDA型携帯端末を供給しており、KDDI(au)からも供給開始予定とされている。
HTC公式ページ→HTC - Touch Phone, PDA Phone